toshi_a1995★B級グルメと一行日記

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長崎の国宝 崇福寺

長崎には国宝が3個ある。
一つは有名な大浦天主堂
あと二つが崇福寺
ただ、こっちはメジャーではありません。

福寺(そうふくじ)は、長崎県長崎市にある黄檗宗の寺院。
中国様式の寺院としては日本最古のもので、大雄宝殿と第一峰門は国宝建築となる。
寛永6年(1629年) 長崎で貿易を行っていた福建省出身の華僑の人々が、福州から超然を招聘して創建された。

竜宮城の入り口のよう

国宝・第一峰門

軒裏の木組みが凄い。

四手先三葉栱(よてさきさんようきょう)という。

国宝・大雄宝殿

長崎に現存する最古の建築物とのこと。
残っているものですね。
前廊部分の黄檗天井(アーチ型天井)、黄檗建築の特徴が見られる。

護法堂(ごほうどう)

国指定重要文化財
1731年(享保16)中国工匠により再建。

中央に観音堂を、向かって右が関帝堂(関聖帝(関羽)を祀る)、左手が天王殿(韋駄天を祀る)が祀られてある。

鐘鼓楼(しょうころう)

国指定重要文化財
重層の上階に梵鐘が吊られているのが見える。鐘楼と鼓楼を兼ねている。

大釜(おおがま)

市指定重要文化財
デッカい釜。

長崎が大飢饉の際、1682年(天和2)に鍛冶屋町の阿山家二代目鋳物師安山(あやま)弥兵衛に大釜を造らせ、この大釜で粥を炊き、多くの難民を救ったといわれる。
重さ:約1,200kg、深さ:1.7m、直径:1.86m、一度に米630kg(約10俵)の粥が炊けたという。

媽祖堂(まそどう)

海の神さまを祀ったところ。

1794年(寛政6)の再建、基壇上にある「卍崩し」の木製勾欄が特徴。前廊の黄檗天井、半扉その他の黄檗様式と和様の細部様式とが混在している。
 媽姐(海上守護神で別名を天后聖母・天妃・菩薩)を祀ったお堂で、長崎の唐寺だけに見られる。当時の当船主らが海上安全を祈願して建てた。


魚板

大物がいました。

1831年(天保2)三門建築の棟梁・大串五良平らが寄進したもの。
木魚の原型。魚の形をしているのは、魚は常に目を見開いていることから「惰眠(だみん)をむさぼるなという戒めの意」であるという。


長崎市│崇福寺媽姐堂
媽祖は、海上守護神で天后聖母(てんこうしょうぼ)・天妃(てんぴ)・老媽(のうま)・菩薩(ぼさ)その他の呼び名があり、華南地方で尊崇される。...

崇福寺の360度ビュー

Nov 20 2016 by toshi_a1995 .
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山門から長崎の街並みが見渡せます。

つい、建物探訪気分。

崇福寺
住所:長崎県長崎市鍛冶屋町7-5
TEL:095-823-2645
料金:大人300円、高校生200円、小・中学生無料
営業時間:8:00~17:00
定休日:年中無休