toshi_a1995★B級グルメと一行日記

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坂本龍馬と長崎

薩長同盟の立役者として有名な坂本龍馬
薩長の仲介を経済的手法で取り持った日本最初の商社が長崎にあります。

時間が遅くて入れませんでしたが。
門の前まで行ってきました。
いや、しかし、解りづらいところ。
坂道をいったりきたり、結社の性格上、まあわかりにくくないとね。

亀山社中」は、慶応元年(1865年)薩摩藩や長崎の豪商小曽根家の援助を受けて、坂本龍馬と閉鎖された神戸海軍操練所海軍塾生同志らにより設立された結社。
薩摩藩などの援助のもと商社を立ち上げ、地名から「亀山社中」(「社中」とは人が集まると言う意味)と称した。
徳川幕府の倒幕を目的とした活動を行うとともに、船の回送や運輸業、銃器のあっせんなどの商号活動を行い「日本初の商社」といわれている。
当初、交易の仲介や物資の運搬などで利益を得、グラバー商会などと取引し、武器や軍艦などの兵器を薩摩藩名義で購入、長州へ渡すなどの斡旋を行い、険悪であった薩摩と長州の関係修復を仲介する。1866年3月、薩摩の西郷隆盛(吉之助)・長州の木戸孝允桂小五郎)を代表とする薩長同盟の締結に大きな役割を果たす。
また、1866年6月の第二次幕長戦争(第二次長州征伐)においては長州藩の軍艦ユニオン号で、下関海戦に参加、幕府軍を相手に戦い、長州の勝利に大きく貢献する。
ただ、ワイルウェフ号の沈没や大極丸の代金未払い問題等、多くの難題が発生し、亀山社中の運営は困難を極めた。

やがて、経済的に行き詰まり、慶応3年(1867)4月には後藤象二郎率いる土佐商会(土佐藩開成館貨殖局長崎出張所)の傘下となり土佐藩から資金援助を受けるようになる。このとき「海援隊」に改称。
本部は小曽根邸(現在・長崎地方)へ移る。

若宮稲荷神社境内に移された「坂本龍馬之像」

龍馬のブーツ

日本で最初にブーツを履いたといわれる男、坂本龍馬亀山社中創立130周年を記念して、平成7年(1995)10月28日、亀山社中創設130周年を記念して「亀山社中ば活かす会」が建立。
長崎の街並みが一望できる。

長崎 亀山社中記念館

住所:長崎県長崎市伊良林2-7-24
TEL:095-823-3400
料金:一般300円、高校生200円、小中学生150円
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:45)
定休日:年中無休