toshi_a1995★B級グルメと一行日記

B級グルメとアウトドア、気になるガジェットの一行日記

島原城

長崎出張紀行 島原城

優雅な佇まいの島原城天守

前回訪問時に時間が無くて行けなかった島原城へ登ってみました。
1964年に復元された天守閣は現在資料館として見学できます。

5階建ての天守

内部は「キリシタン史料」「郷土史料」「民族史料」が見学出来る様になっており、隠れキリシタンの生活や島原の乱の関係史料、江戸時代の 刀甲冑が展示されています。
史料も多く、見ごたえがある資料館ですね。
一番上の階は展望台になっていて、普賢岳眉山から広がった裾野と有明海の間に位置する島原の街を一望できます。

個人的に興味深かったのは「島原大変肥後迷惑」といまだに言われている普賢岳の噴火災害。
1792年普賢岳が噴火後の地震により海側の眉山が山体崩落。
落部分が海に滑り落ちて大津波を引き起こし、津波は対岸の肥後に到達。大きな被害を出した噴火災害。
島原城天守閣から眉山の山体崩落したであろう痕跡を見て取れます。
しかし、山がゴッソリ崩落するって、自然のパワーは人間の予想を軽く超えてきますよねえ。

次は300年後かもしれません

その後、普賢岳は活動を弱め、次の噴火は皆さんの記憶にも新しい1990年〜1995年にかけての噴火です。次の噴火がいつになるか誰にもわかりませんが、前回の記録と記憶を元に被害が少なく出来ることを祈るばかりです。

編集:2015/12/03写真追加